年齢: 50代
性別: 女性
主訴: パニック症状
症状
風邪が治りにくく、熱が上がりにくい状態が続いている。胃腸が弱く、外食が難しい。嘔吐や耳鳴り、耳の詰まり感が頻発。不安感が強く、飛行機には20年以上乗っていない。特に朝にムカムカした感覚があり、日常生活にも支障が出ている。
初診
カウンセリングでは、1年前から風邪が治りにくく、血尿やめまい、メニエール病、膀胱炎、嘔吐など多岐にわたる症状が見られ、強いストレスが関与している可能性が高いと考えられる。内科と泌尿器科に通院しているものの、症状の改善には限界があり、当院を訪れることとなった。
施術
初診では、自律神経の乱れや身体全体のバランスを確認。セロトニン活性療法を中心に、耳の詰まり感や胃腸の不調を緩和するための施術を開始。
第2回目施術
経過:耳の詰まり感が続いており、朝のムカムカが強い。
施術:耳の詰まり感にアプローチし、胃腸の不調も緩和するように施術。引き続きセロトニン活性療法を継続。
第3回目施術
経過:耳の詰まり感が軽減するも、朝のムカムカが増加。前回の施術翌日に軽度のぎっくり腰が発生するも、当日は安定。
施術:腰部の施術を加え、大腰筋や下肢の血行を改善する施術を実施。呼吸法も指導し、日常で取り入れるようアドバイス。
第4回目施術
経過:耳の詰まり感が再発し、朝のムカムカも続くが、全体的には少し落ち着いている様子。職場の飲み会にも参加予定。
施術:全身のバランスを調整し、耳や胃腸の症状を和らげる施術を継続。
第5回目施術
経過:頭痛が前頭部にあり、お腹の不調も感じている。胃腸の不調が疑われる。
施術:頭部の緊張を緩和し、消化器系にアプローチする施術を実施。
第6回目施術
経過:朝のムカムカや耳の詰まり感が少し軽減するが、寝不足の影響もあり。
施術:耳の症状と胃腸の不調に対する施術を継続し、寝不足の影響を軽減するためのリラクゼーションも取り入れる。
第7回目施術
経過:お腹の不調が残るものの、夜は食事ができるようになり、朝のムカムカ感は軽減。
施術:胃腸に対するアプローチを中心に、全体のバランス調整を実施。
考察
この症例では、風邪や耳の詰まり、胃腸の不調などが複合的に影響し、自律神経の乱れによるパニック症状が見られた。施術を重ねることで、耳の詰まり感やムカムカ感などの症状が徐々に軽減し、患者様の体調が安定してきた。今後も定期的な施術を通して、さらに健康状態の改善を目指す。
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