起立性調節障害 ~朝起きることができず登校困難の例~

11才 女子 起立性調節障害による登校困難

症状:

「朝、起き上がるときに頭痛が生じ、しばしば学校に行けない状態。

疲れやすく、集中力が続かないことも。病院では起立性調節障害との診断を受ける

きっかけは、インフルエンザに罹患し高熱をだした後からとのこと。

熱が下がっても、体調がすぐれずだんだんと朝起きる事が出来なくなっていった」

 

初診

カウンセリング時には、こちらの問いかけにも反応がうすく重ダルさ倦怠感を感じているようだった。

歪み検査、可動域、筋力検査などセロトニンに反応が強くでるため治療プランを提案し施術にいたる。

施術後に筋力、可動域、セロトニンテストなど改善し、週1回のペースで治療を開始する。

 

2回目

経過:朝、起き上がるときに頭痛が生じ、しばしば学校に行けない状態。

疲れやすく、集中力が続かないことも。

施術:後頭骨の脊椎反射ポイントマニピュレーション。
神経リンパポイントマニピュレーション。 セロトニン体操指導

 

3回目

経過:起床時の頭痛の頻度が若干減少。しかし、まだ学校を休む日がある。

施術:頭蓋顔面マニピュレーション縫合部 ストレス管理のためのリラクゼーションとして

呼吸を指導。

 

4回目

経過:頭痛の強度と頻度が減少し、学校へ行ける日が増える。

疲れにくくなり、授業にも集中できるようになった

施術:内臓マニピュレーション 血流を促進するための軽いストレッチを指導

 

5回目

経過:学校への出席が安定。

起床時の頭痛はほとんどなくなり、以前よりも活動的に。

施術:脳活性によるセロトニン向上  症状の再発を防ぐための日常生活での注意点の確認。

長期的な健康管理に向けての指導

 

6回目

経過:起立性調節障害の症状が大幅に改善し、日常生活において大きな問題はなくなる。

フォローアップ:必要に応じた生活習慣の見直しを継続。

再発予防のための継続的な治療を希望されたため加療中。

 

患者様はインフルエンザ後に症状が悪化し、起立時の頭痛が主な問題となっていました。

治療は週1回のペースで行われ、5回目の施術までに、学校への出席が安定し、起床時の頭痛がほとんどなくなりました。

重要なのは、施術だけでなく症状の管理と共に、患者様の生活の質を向上させることにあります。

 

 

西島整骨院