「めまいとひどい頭痛で来院された症例」

「めまいと頭痛で日常生活も辛いとお悩みの女性」

患者情報

年齢: 55歳

性別: 女性

主訴: めまい、ひどい頭痛、立ちくらみ、吐き気

 

症状

初診時の症状:

日常的にめまいがあり、特に朝起きたときと長時間立っているときに顕著。

頭痛が頻繁に発生し、薬を飲んでも改善しないことが多い。

立ちくらみと吐き気があり、特に食後に症状が悪化する。

夜間の睡眠が浅く、疲れが取れない。

 

 

初診

カウンセリング:

患者はめまいや頭痛、立ちくらみと吐き気に悩まされている。症状は数ヶ月前から悪化し始め、生活の質が著しく低下している。

既往歴として、高血圧と軽度の糖尿病がある。

現在、内科的な治療を受けているが、症状が改善しないため、他の治療法を模索している。

 

施術プラン

検査結果:

歪み検査、可動域、筋力検査を実施し、仙骨と後頭骨の緊張および歪みが確認される。

脳脊髄液の循環に問題があると判断され、循環の改善と神経の活性化を目標とした治療を提案。

 

第1回目の施術

施術内容**:

仙骨アプローチおよび後頭部アプローチ。

神経リンパポイントマニピュレーション。

結果:

施術後、頭痛が若干軽減し、めまいの頻度が減少

 

第2回目の施術

経過:

めまいと頭痛が依然として続いているが、立ちくらみが若干軽減。

施術内容:

仙骨上アプローチ、前頸部アプローチ。

内臓アプローチを追加。

結果:

施術後、立ちくらみがさらに軽減し、吐き気も少し改善。

 

第3回目の施術

経過:

頭痛の頻度が減少し、めまいの強度が軽減

立ちくらみの頻度も減少し、吐き気も軽減。

施術内容:

後頭下部アプローチ、下顎部~耳後方アプローチ。

脳活性アプローチを追加。

 

第4回目の施術

経過:

頭痛がさらに軽減し、めまいの頻度も減少。

立ちくらみはほとんどなくなり、吐き気も大幅に改善。

施術内容:

耳前方~側頭部アプローチ、耳部アプローチ。

頭部アプローチを追加。

 

第5回目の施術

経過:

頭痛の強度が減少、めまいはあるが大幅に改善。

日常生活における不快感が減少。

施術内容**:

翳風アプローチ、百会アプローチ。

頭蓋低リリース後頭骨を牽引。

 

第6回目の施術

経過:

頭痛やめまいが頻度が減り、立ちくらみや吐き気もほとんどなくなる。

全体的な体調が改善され、生活の質が向上。

施術内容:

後頭部アプローチ、頭蓋顔面マニピュレーション。

仙骨揺らしを追加。

 

第7回目の施術

経過:

頭痛やめまいがかなり改善し、立ちくらみや吐き気もなくなる。

患者の生活の質が大幅に向上し、日常生活に支障が少なくなる。

施術内容:

後頭部アプローチ、内臓アプローチ。

施術後の生活習慣の見直しと予防指導。

 

第8回目の施術(フォローアップ)

経過:

症状の波はあるが、以前より体調は安定している。

継続的な生活習慣の改善と健康管理の指導を継続中。

施術内容:

頭部アプローチ、脳活性アプローチ。

必要に応じたリラクゼーションと生活習慣の見直し。

総括

このケースでは、患者のめまい、頭痛、立ちくらみ、吐き気に対して、多角的なアプローチと継続的な治療が有効であったことが示されています。特に、仙骨や後頭部、前頸部、耳部、頭部などへのアプローチが症状の改善に寄与しました。また、循環の改善と神経の活性化を重視した施術が、患者の生活の質を向上させる重要な要素となりました。

西島整骨院